退職金は支払うもの??

<退職金は支払うもの??>


退職金の支払いは義務ではありません。
労働基準法上払わないとダメとは定められていないからです。
規程化する必要も法律上はありません。
但し、医院内の就業規則(退職金規程)等の規程で定められていたり、
雇用契約書に明示されているような場合は支給の必要性はあります。
(懲戒解雇の場合は別ですが・・・)


退職金の支払額は実績に応じる必要があります。
一般的には、月額給与額や勤続年数を基準に規定します。
特段の理由がない限りは、退職金規程等に従って支払う必要性があります。
そして注意点として、過去の支払実績があれば、たとえ規程がなかったとしても
規程が存在するものとみなされるケースがあります。
過去の3年勤務の退職者に1か月給与分の退職金を支払っていればこれを基準に
算定すべきですし、かりに3万円の寸志であれば逆にこの3万円を基準にすべきです。


退職金の金額の相場はいくらぐらいでしょうか。
各人及び委員の事情によって大きく異なります。
相場としては、3年勤務で基本給1ヵ月分が平均です。
4年目以降については1ヵ月分ずつ加算する等の手法が一般的でしょうか。
自己都合退職について、0.7とか0.8とかに支給率を下げるケースが多いですね。


<参考>
最近、歯科医院では労使トラブルが頻発しています。
原因は色々ありますが、主には先生とスタッフの意思疎通不足、狭い院内での行動の中での心的衝突等が
挙げられます。
退職金規程がないことで労使間で揉めたこともいっぱいあります。
退職金に至らずとも、お金で解決せざるをえない状況になるリスクも十分考えられます。
どの問題も、日常のコミュニケーションが事足りていれば起きなかった可能性があるので、
やはり日々の院内コミュニケーションは大切ですね。


 

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