自費診療について

<自費診療について>


歯科医院の競争激化に伴って、自費率アップという言葉が念誦のように言われています。
自費治療は悪いことではありません。ただ、何でもかんでもというわけにもいかないのも事実。
ポイントを挙げてみましょう。

<治療前に書いてもらうアンケート用紙を工夫する>
現在の歯の病状や紹介者名等に加えて、保険治療希望か自費治療希望かのアンケートも行います。
顕在化した自費治療希望患者にはその意義と効果を最低でも30分以上を使って話します。
治療計画を明示しながら患者の合意を得るための話し合いです。
まずはここで顕在需要を取り込みます。




<自費と保険の違いを明確に説明すること>
一般的に、患者様は自費治療を勧められる拒絶しがちです。
目先の出費が大きくなるのですから当然です。

そこで、自費治療を施した場合と保険診療を施した場合の違いを丁寧に説明してあげる
必要があります。治療内容や金額を含めて全てを伝えてあげる必要があります。
写真や模型を使って分かりやすくカウンセリングしなければなりません。


患者様にとっては金額の違いが一番気になりますが、それだけではありません。
これをしっかりと伝えていなければ金儲け主義等と思われてしまうリスクもあります。

患者様の多くは今の痛みがなくなればそれでいいと考えています。
でも、先生のカウンセリングで将来の歯についても想像してもらうように
思考を変えていく必要があります。

そもそも患者様が自費治療に移行するポイントが金額の高低になってしまっては失敗です。
「歯の将来を考えた自費の方がベターな選択である」と思えるかどうかです。
先生の仕事は患者の将来をイメージさせることです。
今までの経験や症例をレントゲン等の写真を交えていかに丁寧に伝えるか、これです。

患者様は素人です。どうしても「金額が高いからいい物だろう」と思って
終わってしまうことがほとんどなのですから。




<個室でしっかりと話をしてあげること>
他の患者様がいるような場所や雰囲気では、例え興味があっても自費について切り出せない
ケースが多いと思われます。
チェアーから離れて個別のカウンセリングルームで話をするほうが患者様も納得しやすいです。




<社内を整備する>
自費治療に向けてのカウンセリングは歯科医師の先生のみで行うよりも、
技工士や歯科衛生士を交えることで効果が高まるケースが多いです。

しかし、メンバーが変わってもカウンセリングトークのコンテンツに違いが出ては
信用をなくします。誰もが同じ内容で患者様を安心させる必要性がありますね。

トークスタンダードをスタッフ全員で共有するためにも自費治療をテーマにした
ミーティングは頻繁に行うことをお勧めします。
院内マニュアルの作成も効果的です。





 

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