従業員への求償権は貸倒処理できるか?事故・損害賠償・貸倒

従業員への求償権は貸倒処理できるか?

  • 従業員が自動車事故を起こして損害賠償責任が発生しました。大きな金額だったので会社が立て替えて支払いました。この処理はどうなるのでしょうか?

支払能力があるかどうかです!

                 今後のためにこのページを保存 →

★役員や従業員への損害賠償金

●例えば、従業員が自動車事故を起こして、相手方から  損害賠償金を請求され、本人が払えず会社が代わって  全額支払いしたような場合。  つまり、役員or使用人の行為に起因して会社が損害賠償金  を支出した場合で、その行為が法人の業務に関連のないもの  や行為者の故意or重過失に基づく場合。  ↓  会社は求償権を資産計上しなくてはなりませんね。  

★役員や従業員への損害賠償金

●この求償権。役員や使用人が払える額であればいいんですが、  そうではないケースも多々あります。  ↓  役員・使用人の支払能力等からみて、求償しても支払は現実  に困難だと認められる場合には、その全部or一部を貸倒処理  しても、税務上はOKです。  ↓  しかし、逆に、支払能力があると認められるのに損金処理  しているとマズイです。給与扱いされ、源泉所得税の追徴  の可能性が出てきますので注意が必要ですね。  ↓  支払能力の有無の判断は実務上では非常に難しいテーマ  です。ですので、慎重に処理を行うべきではないかと  考えます。