つなぎ融資ってよく聞くけどどういう意味?売掛金 受取手形 在庫 買掛金 支払手形 借入 銀行 赤字

つなぎ融資ってよく聞くけどどういう意味?

  • リュックサック製造の会社経営者です。よくつなぎ融資という言葉を聞くんですがどういう意味なのでしょうか?

簡単にいうと売上仕入のタイムラグによる営業用資金!

    


★つなぎ融資とは

●つなぎ融資  企業は商品を仕入れたり製造したりして販売しますが、通常は  仕入や原材料の支払いが先で、売上の入金は後になりますね。  その間の資金需要に対して短期的に融資されるのが  「つなぎ融資」と呼ばれる融資手法です。  簡単にいうと、通常の運転資金への融資ですね。

★つなぎ融資の実態①

●銀行が融資を拒否するケースがある!  普通に考えると、つなぎ融資は営業資金の期間ズレだけの問題  なので、リスクは小さいように想われます。売掛金さえ回収  できれば返済できると考えられますから。  しかし、そう簡単ではありません。   ●資金使途は本当に「つなぎ」かどうかが大事!  つなぎ融資という名目であっても、その資金が赤字の穴埋めになって  しまっていたり、現在の借入返済の元手になってしまうようならば  全くもって話が変わります。  リスクが格段に大きくなるからです。銀行が「実質的なつなぎ」かどうか  を判断する理由はココにあります。    

★つなぎ融資の実態②

●つなぎ融資の支払原資  「売掛金・受取手形・在庫」-「支払手形・買掛金」。    つまり、将来入ってくるであろう営業上のキャッシュ額から  将来出て行くであろう営業上のキャッシュ額を控除して  求められるはずです。    銀行も同様の計算式で査定を行っているものと思われます。   ●赤字決算の場合は単純ではない!  赤字の場合は、これに加えて借入金勘定、繰越損失勘定を  加える必要があります。  (減価償却費を加算すると黒字になる場合は赤字と考える必要なし!)    つまり、この場合は、上記の算出式で計算した返済原資がそのまま  銀行への返済に充てられるとは限らないって事ですね。    赤字の穴埋めに回ったり、借入金の返済に回ったりするわけですから。     ●全ての赤字決算の会社がダメってわけではありません。  例えば、赤字が一時的で将来の黒字が見込める場合や、現在の借入金  負担が小さいような場合には、上記の算出資金の一部が新規借入の  返済に回せる可能性もあります。

★結論:銀行対策!

●赤字の場合 将来の利益と減価償却費との合計額が、既存借入金返済額を上回れば、 銀行は「つなぎ融資」を行う可能性が高くなります。 ●黒字の場合  「売掛金・受取手形・在庫」-「支払手形・買掛金」の金額を調べます。  これが融資額の基準になります!