融資を頼んだら定期預金を頼まれた!金融庁・両建

融資を頼んだら定期預金を頼まれた!

  • 労働組合日教組の一部事務代行をしている会社です。資金繰りの影響で近所の銀行で融資を依頼しましたがそのためには定期預金に入る必要があるといわれました。これって借入額が減るように思うのですが・・・・

はっきり言って悲惨なパターンです。

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★最近、よく聞く事例です

●銀行からの融資スタートの際に、定期預金開設を求められるケースがあります。  ↓  資金繰りに窮してお金を借りたのに定期預金に入ってしまうとそのキャッシュは  簡単には使えません。そうなんです、何をやってるかわからないことになるんです。  なぜ、こんなことを優秀で真面目な銀行員が普通に言ってくるのか。  理由は簡単です。  銀行員はサラリーマンです。見えているのは自分の営業成績であり社内評価です。  中小企業はただのカモだと思っているかもしれません。 ●預金と借入を両建すると・・・・・  例えば3,000万円(利率3%)を借り入れて1,000万円(利率0.5%)を定期預金にした場合  ↓  これを金額換算すると面白いです。  実質的な借入金は2,000万円ですね。  支払う利息は3,000万円×3%-1,000万円×0.5%=85万円。  実質利率はというと・・・85万円÷2,000万円=4.25%。  そうなんです、、3%で借りていたとしても実質は4.25%の利息がかかってるんです!  この銀行トリック。絶対に避けなければなりません!  

★両建て取引は絶対に避けるべきです!

●上述したように実質的に借入金利息がアップしているという悲惨な状況は、  銀行から見ると当然ですがお得な話です。一方が損をすれば一方が得をするのですから。  ↓  中小企業の方々の中には、銀行に従うことが当たり前と思っている人もいます。  でも、そんなことはありません。言うべきことは言うべきなんです。  ↓  銀行を監督する金融庁の監督指針は  「過当な両建預金の受入れ等、正常な取引慣行に反する不適切な取引の発生を防止」  と記されています。(当然ですが過当かどうかは実質判断です!)  ↓  これは銀行への交渉材料として、ものすごく有効です。  なぜって、銀行は金融庁が物凄く怖いからです。調査も度々入ります。  そんな存在の金融庁の指針なので、ややこしい話になるぐらいであれば穏便に済ませよう  とする傾向があります。  要は「これを知っているぞ!」と見せるのが大事なのです。