輸出売上の計上基準は?外貨建資産の換算は?

輸出売上の計上基準は?外貨建資産の換算は?

  • エビヤドカリの養殖を行っています。今後アジア各国に輸出する方向で検討しています。輸出売上の計上基準はどうなるのでしょうか?また外貨建ての売掛金等は決算時に換算し直す必要があるのでしょうか?

どちらも貿易取引では大事です!

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★輸出売上における売上計上基準

●出荷基準  通関や船積みとは関係なく、出荷日に売上を計上する方法。  国内取引と同様ですね。 ●通関基準  通関日に売上計上する方法。  通関日は輸出申告書記載の日付によります。 ●船積日基準(実務では最もメジャー)  船積みした時点で売上計上する方法。  船積日は船荷証券に記載された日付によります。  ↓  船積時点で商品引渡義務が履行完了したと認められる等の理由で  最も妥当といわれています。  ↓  また、船積後には、取引銀行に輸出者が荷為替手形の買取を依頼して  代金回収できることになるので(代金請求権が船積時点で確定)、  この点からも妥当といえます。 ●船荷証券等作成日基準  船積みを完了し船荷証券等を入手した段階において、  船荷証券等の作成日に売上を計上する方法。 ●揚地条件受渡日基準  揚地(船荷を陸揚げする場所)条件の受渡日に売上計上する方法。

★外貨建資産等の法定換算方法(税務上)

●外貨建資産等の決算時換算方法  ↓  届出を出さなければ法定換算方法が適用されます。      ■短期外貨建債権債務の決算時法定換算方法   →期末時換算法  ■長期外貨建債権債務の決算時法定換算方法   →発生時換算法  ■短期外貨預金の決算時法定換算方法   →期末時換算法  ■長期外貨預金の決算時法定換算方法   →発生時換算法