辞表と退職願って中身は違うものですか?就業規則 雇用契約 承諾 | 大阪市の税理士

辞表と退職願って中身は違うものですか?

  • セーター製造の会社で働いていますが退職しようと思ってます。こういう場合って辞表を書くのでしょうか?退職願を書くのでしょうか?

両者の性質は異なります!就業規則を見ましょう!

    


★辞表と退職願は性質が違うのか??

●辞表  提出時点で有効となります。  つまり、労働契約は提出時点で解除になります。 ●退職願  提出時点では有効にはなりません。  受け取った会社が承諾した時点で退職が決定となります。  

★実務上の運用では注意が必要です!

●よくあるケース  退職願を受け取って、「一旦預かります」と社長が答えた後に  従業員が撤回を申し出た場合は、会社の承諾前なので撤回可能と  考えられますね。  しかし、退職願を受け取った辞典で「分かりました」と社長が言って  いればややこしくなります。  「社長の発言=分かりました」は会社の承諾となってしまうからです。  退職決定後の撤回は法的には難しくなりますね。     ●そのための対策=就業規則で「退職の手続」を明記する!  (当然ですが雇用契約書に「就業規則に同意する」という記載は必要!)    <記載例>  ①社員が自己の都合により退職しようとする場合には、   少なくとも1カ月前までに退職願を提出しなければならない。  ②前項により退職願を提出した者は、会社の承認があるまで   従前の職務に服しその後は職務引継等会社の指示に従わなければならない。   但し、退職願を提出後2週間を経過しても、承認について何ら返事がない   ときは、経過した日をもって承認されたものとみなす。